沖縄だなあと感じる『初めまして』で必ず聞かれる質問とは。

地域にとけこむコツ,沖縄

最近、ちょっと大宜味に慣れてきたので時間のある時に各集落の公民館を訪ねています。久しぶりに、しかも改めて感じたこと。沖縄に来てもうすぐ30年ですが、これだけはいつまでたっても変わらないなあと感じます。

みなさんの地域では、初めて会った方にはどんな質問をしますか?また、どんな自己紹介をしますか?

沖縄では、名前よりも職業よりも何よりも聞かれることは「どこの人?」という質問です。

つまり、どこの出身かということ。明らかに内地の人間だとわかる時は出身県を聞いています。うちなんちゅなら「どこのシマね?」と聞かれることもありますが、それは地名です。

内地から来た時の例:
「神奈川ですよー」とか「北海道ですよー」とか都道府県名で十分です。時々「〇〇県のどこ?」と聞かれることもありますが、その場合はたいていその方が昔近くに働きに出ていたとか、親戚がその近くに住んでいるなどの場合です。

うちなんちゅの例:
これはいろんなパターンがありますが、例えば「与勝です」とか「コザです」とか。今は市町村も合併して昔とは違う名前になっているところも多いので、昔からなじみの地域名の方がとおりがいいみたいです。

覚えられるのも氏名よりも職業よりも「〇〇(出身A)の人」という覚えられ方をします。

新しい場所で自分を覚えてほしい時には、自分の出身地を印象付けられるような自己紹介がおススメです。名前はあとからついてきますよ。