シークワーサー収穫ボランティア

シークワーサー,大宜味村

先日、喜如嘉クのシークワーサー収穫ボランティアに参加してきました!

大宜味村の各区では、区所有のシークワーサー畑があるらしく出荷すると区の収益になるということです。最近は人口も減っていることなどから人手不足のため、人を雇って収穫することもあるようですが、年に1回か2回、ボランティア収穫の日があります。

今年はタイミングよく参加することが出来たので行ってきました!思っていたよりも広い畑の面積、そして急な傾斜地に石段のシークワーサーの畑が続いています。そういえば柑橘類は傾斜地に石の段々畑で栽培してますよね~。この斜面、実際に立ってみるとわかりますがかなりの傾斜!軽トラックがよく登っていけるなあと思います。

収穫時間は朝8時から夕方2時過ぎまで。今年は豊作で1本の木にものすごい数の実がついてます。

収穫に必要なのは、動きやすく汚れてもいい服装、長靴(運動靴でもいいかも)、手袋(軍手より作業手袋おススメ)、帽子、タオル。道具は区で貸してくれるので自分で持って行くことはありませんでしたが、ハサミと肩から下げる袋。ここに摘んだ実を入れてたまったらかごに移します。お茶などの飲料は区で準備してくれました。

始めは取りやすい位置の実を収穫していきます。この時点ではテンポよくヘタを切って袋に入れて・・・肩から袋を下げているので重すぎても辛くなるので、適当に収穫できたらかごに移します。カゴは軽トラが回ってきて回収してくれます。

作業を進めていくと、だんだんペースが落ちていきます。高い場所にある実は、踏み台に乗るか脚立に登って収穫。枝の奥の方は下から枝の隙間に入ったり・・・いろいろ考えながら作業するのですが、そうなるとペースは落ちていきますよね。

最後は木に登るしかない!ということで、木登りの得意な人がするするっと上がって行って収穫します。私は下で袋を受け止めてかごに移し、上の人に袋を返す作業をしていました。

花曇りで直射日光があまり当たらず、風も涼しい日だったので作業していると気持ちいい!そしてシークワーサーの香りがなんとも爽やかで楽しくなります。

でも立っているのは斜面。数時間作業しているとバランスとっているつま先が痛い。人間てやはり平地で暮らす生き物なのでしょうねー。

ランチはカレーライスの炊き出し。山の畑で食べるからなのか労働の合間だからなのか、すっごく美味しい!

まったりと少し休憩したあとは作業再開。2時を過ぎたくらいには、そろそろ終わりに近づいて、自分のお土産用に少しもらっていいということだったのでビニールに入れてジュースに出来る分くらいいただきました。

この日はみんなで4.5トンの出荷になったそうです!

これだけ作業しても1本の木の全ての実をとることが出来ないくらいで、なんか制覇できなかった感がちょっと残念。

もう一度、ボランティア収穫の日があるような再び参加したいなー。

とっても充実した楽しい一日でした!