村立図書室に本を寄贈しました!

大宜味村

本日、大宜味村立図書室に本を寄贈しました。
SEASIDE OFFICEが現在の場所に移転した時に、建物のオーナーさんから「よかったらこれあげるよ」と言われて、原色日本の美術という立派な本を17冊いただきました。

この本は、建物のオーナーさんが大宜味の実家の隣に住まわれていた方の家を解体した時に出てきたものなのだそうです。
そのお隣の方は、ずっと本土で教員をされていた方ということで、引退後故郷の大宜味村に戻り、一人暮らしをされていました。

その方が亡くなられ、親族の方から家の解体をお願いされたオーナーが部屋の奥から発見したとのこと。全巻そろっているわけではなく、また、1冊は雨漏りで濡れたのかページがくっついてしまっているものがありました。

でも、それ以外は写真も美しく、解説もしっかり載っていてとても良い本だったのです。捨てるには忍びない・・・ということで持ち帰り、私が現在借りている場所に保管しておいたのだそうです。

大宜味村の図書室は、まだ設置されて年数があまり経っておらず、蔵書は廃校になった村内の小中学校の図書室にあったものを集めたということで、ジャンルに偏りがあると聞いていました。

もともと大宜味に住んでいた方の持ち物ですし、これは図書室に寄贈するのがぴったりだと思い、図書室に相談したのでした。

でも立派な本だけあって、17冊は重たいのです!
ということで、図書室の担当の方に、本日引き取りに来ていただきました。(図書室は村役場建物の2階にあるので)

農産物の収穫コンテナみたいなカゴで引き取りに来ていただくのも大宜味らしくていいですよね。

亡くなられた本の持ち主の方を私は直接知らないのですが、オーナーさんが「大宜味の図書館ならきっとあの世で喜んでいるはずよ~」と言ってくれたので、本当にそうだったらいいなーと思っています。

図書室では本はまだまだ募集中。また寄贈できそうなものがあれば持っていこうと思います。

なんだか嬉しい一日でした。